雨の中を泳ぐ日々

思いつくがままの気分の記録

ラグビーワールドカップ2019 開幕戦「日本対ロシア」の感想


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開幕戦を東京スタジアムで観戦してきました。

ラグビーワールドカップを生観戦できる喜びは、筆舌に尽くしがたいものがあります。いろいろな試合を見てきたなかで、歴史的意義のある試合に立ち会えることはそうはないので。

関係者の皆さんの努力に感謝するとともに、ぜひ見たことがない方にも試合を現地でもテレビでもいいので、楽しんでほしいと思います。

 

さて、昨日の試合の感想をざっくりと。

地元開催の開幕戦というプレッシャーがどれほどのものだったか、昨日は緊張のあまり不調の日だったSO田村選手の「早く終わってほしかった」に込められていると思います。よくプレッシャーを楽しむという言葉を言う人もいますが、実際そんなことが簡単に言えるものでもないよなあ、、、と思いながら。

スコアは日本代表30ー10ロシア代表という状況で、勝利の上にボーナスポイントを獲得できたことは非常に大きなところです。予選リーグの最終戦での厳しさを考えると、二位通過を狙うためにもこの数字は大きな意味を持つと思います。

試合内容はお世辞にも褒められた内容ばかりではなく、キックボールの処理ミスが続いて、そこからロシアフォワードの圧力に押し込まれて先制のトライという嫌な流れでスタート。日本代表はロシアの縦の圧力にやはり苦戦する場面が続きました。いくらフィットネスを上げてもあの重量級のロシアFWは、かなりの難敵だったと思います。それでも日本代表は横にうまく広げてスペースを作り、松島のトライ。ここはしっかりとオフェンスでの日本の展開が功を奏して、松島につなぎスピードで勝った場面でした。

昨日の松島はいいポジショニングを実践していて、FBでなくWTBとして、フィニッシャーとしての動きがしっかりとできていたと思います。そこに至るまでの日本のボール展開もトライのシーンでは、数的優位をきちんと作り出していたので。ロシアのようなFW主体のチームには有効でした。

もちろん課題もあるのですが、一つは前半はあまりFWでしっかりと作って押していくというよりは、そのロシアのFWの圧力を警戒したのか、細かくパスを繋いで突破しようとしてロシアDFに捕まるという場面が多かったこと。これはSH流のリズムが今ひとつということもあって、苦戦しているなあという印象が非常に強かったです。前半チーム戦術の徹底なんでしょうけど裏目になってしまいましたね。

結果的にはロシアFWはだいぶ疲れた感じもあったので、後半の得点へとつながる部分もありますが、他の試合ではどう修正していくのでしょう。田村・流の不調というかリズムの悪さはこの試合の特別なプレッシャーならではのものと信じておきたい。特に田村はキッカーとしても機能しなくてはいけないので。最後にロングのPGを決めての交代はいい判断だったと思います。その前に変えてしまうと悪いイメージを残したままなので。アンストラクチャーを狙って蹴った方向が相手正面ばかりってのは、さすがに変えてほしい部分もありますが(笑)。

交代で入ったSH田中はそつなく。ハイパントの場面は少しヒヤッとしますが、リズムは流の時よりうまく進んでいたと思います。そして山中と松田は今後も試合でもきちんといけそうという選択肢になったかも。先発でもいいような気はします。気持ちの充実がすごく見えますね。運動量が豊富ってのもありますが。山中のロングキックは非常に有効で、特に運動量がきつい時間帯であれだけ伸びるキックをしてくれると、ロシアの戦術選択が狭まるだけに有効でした。そこが昨日の田村との違い。スタメンでいけるところがあれば楽しみです。

松島のトライを産んだラファエレのオフロードパスは芸術ですね。

https://twitter.com/rugbyworldcupjp/status/1175237560857051137?s=19

他にもまだまだありますけど、とりあえずまた次の試合を見たりしながらということで。