Electric Sheep

徒然なる日々の記録

「熱海殺人事件」at 紀伊國屋ホール 2015.12.15

平日しか取れなかったので、とりあえずなんとか確保。正直、風間杜夫さんと平田満さんの年齢を考えたら、不安のほうが多かったのですが、でもあのつかさんの時代を感じることができる機会はそうもないので、即確保でした。

熱海殺人事件は何度見ているかって、もうわからないんですが、時代変わっても、この話が持っている切なさみたいなものはいつも変わらないなあと思っています。
さて実際に見た感想を、結構Twitterに最初に書いてしまったのですが、それを入れておきます。

随分とまあ、いっぱい書いていましたw なので、補足というか。

一番気になったのは、やはり風間杜夫さんの声が出ていなかったのと、いのうえひでのりさんの演出で、ラストの愛子殺される動機はマイナスな印象。風間さんは後半、それでもうまくまとめた感じはありましたが。愛子の殺される動機としての売春婦の話は、やっぱり大山金太郎の殺害動機の要因として、外してしまうのはどうなのかなと。大関になった村相撲のことで、ショックを受けて、実はお金を出して、、、っていう大山の人としてのあさましさみたいな部分を見せないと、つかさんの描きたかった人を見せることが難しい気もするのですが。パンフレットとか買わなかったので、その辺りはどこかでコメントみたいなのを出ているのかな。いのうえひでのりさんは主催の劇団☆新感線の初公演が「熱海殺人事件」なんですね。いのうえさんなりに、自分が若い時に初めて演出した作品と、今の時代や自分自身に合わせて、今回の演出になったんでしょう。

愛原実花さんがとにかく良かったこと。これは、繰り返しで(笑) 彼女でつかさんの他の作品も演じてもらいたい。不安は早いセリフ回しにはまだ対応が難しそうだったこと。これは彼女の努力次第でしょうか。下地が違うので、仕方ないけど。

いずれにせよ、つかさんが亡くなった今、この人の戯曲は残る、いろいろな人が演出するということは続きます。今回はいのうえさんが演出して、意図的にラストを改変をしています。いいか悪いかは人それぞれ。自分は、オリジナルに大山金太郎の人の弱さと愛情を感じます。ぜひ、いろいろな人にいろいろな作品を演出してほしいのですが改変するにせよ、オリジナルで行くにせよ、頑張ってつかさんの世界にチャレンジしてほしいなあと思います。


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入り口にあった、昔の公演のポスター。和田誠さん、いつもいいデザインだ。

今日の公演には鴻上さんが来ていました。どんな感想なのか、どこかで発信してくれないかな。