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Electric Sheep

徒然なる日々の記録

大学選手権決勝「帝京大対早稲田大」

帝京41-34早稲田
帝京5連覇は見事な結果。日本ラグビーの戦術という点でも、少なくとも最初の日本一の時のゴリゴリのFWラグビーからも変化をしてきて、いまやBKに決定力があるチームにまで変貌したことは、学生チームという点においても素晴らしい強化の継続性だと思います。
準決勝でも感想を書きましたが、早稲田のDFが帝京を止めることができるかどうかだと思って、見ていました(今回はTV観戦でした)。結局、帝京の縦の突破を止め切れない展開がたびたび続いて、早稲田は個々のパワーアップに関しては今後検討をせざるを得ない状況だと思います。決してサイズがないわけではありませんが、慶應もそうですが、ブレイクダウンで必ず数歩前に押し込まれてしまうのは、タックルの精度もありましたが、圧力差はいかんともしがたい部分でした。後半の連続失点は、そのあたりの違いも出ましたし、帝京のタックルの外し方(体をずらすなど)も含めて、高いレベルでした。
それでも早稲田は良く取り返したと思います。3連続トライはチームとしての意思を強く感じました。学生ラグビーらしい気持ちで取ったトライでもあるし、縦のスピードと低い姿勢で入るブレイクダウン後のボール出しの速さが生んだトライでした。3本目が入った時は自分もさすがにすげーって言葉が出ちゃいましたw
それだけにその後のノックオンと、取り返されたのは痛かったですね。あそこがチームとしての完成度というか、そういう場面でやってしまうかどうかは、まだ違うのかなとも思います。結果論ですけど。
41失点という現実は残ります。それを一年かけてどういう方向性で埋めて行くのかは、非常に興味があります。それはほかの大学チームも同様です。サイズでは明治は負けていませんが、なぜ完敗なのかをどういう方向性で埋めようと思っているのか、楽しみです。慶應はサイズの方向で進めることはないでしょうから、戦術面でのかじ取りでしょうし、それはリーグ戦でも同様でしょう。少なくとも学生ラグビーで5連覇は、ほかの大学チームの成長力に感じることも確かです。
とりあえずはBKも含めた成長を見せた帝京が、トップリーグにどこまで通用するのかを楽しみにしようと思います。