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Electric Sheep

徒然なる日々の記録

「君となら」atパルコ劇場

今日、休日出勤を午前中してきて、その足で渋谷パルコまで。

今回は三谷幸喜作品の「君となら」です。自分は初演と再演を見ています。斎藤由貴さん主演で年齢の離れた恋人役が佐藤慶さんというコンビ。御父さん役が角野卓造さんで、ほかにも高林さんや東京サンシャインボーイズメンバーの伊藤さん、宮地さんと素晴らしいメンバーの揃ったお芝居でした。とにかく嘘が嘘を呼ぶ笑いの120分。初演も再演も本当に楽しいお芝居だったので、今回竹内結子さんが主演ということから、それはもう期待十分でした。

初演が1995年です、20年近くたっています。あの当時のネタで面白かった部分は、そのまま活かされています。自分はそこがうれしかったです。変にアレンジしなくても十分にストーリーとして成立しているし、変える必然性もないかなと。まあ、ちょっと違和感があるかもしれませんが、舞台の世界観を楽しんでいれば大した問題ではありませんでした。

お父さん役が草刈正雄さんなのは、本当に配役としているだけでにやりとします。芝居が進んでいると、もう初演とかで知っていたネタなので、途中にやにやしてしょうがなかったです。で、その場面で笑いました。角野さんはああいう風貌のお父さんですが、草刈さんはかっこいいけど、どこか大雑把な感じが出ていて、良かったです。

今回一番の収穫は、以前宮地さんが演じた妹役のイモトアヤコさん。素晴らしい演技力。セリフもそうですが、立ち回り方は本当に初舞台なのか?というくらい素晴らしい演技。これからもたくさん舞台に出てほしいと思いました。今日、自分はパルコ劇場最前列だったのですが、体のキレとか見ても、初舞台とは思えない。これは良いキャスティングでした。セリフもしっかりと声が出ていたし、彼女はやはりバラエティで鍛えられた気持ちの強さがあるからですかね。いろいろな役をやらせてみたいですね、少年役とか。

恋人役の小林勝也さんは、、、貫禄があるのでそれだけで十分。若干、間の取り方が微妙な場面がありましたが、まあ許容かな。テンポが良い中で自分が気になっただけかも。

お母さん役の長野里美さんは、さすが第三舞台。高林さんの印象が結構強いので、あのボケっぷりがどうなるかと思いましたが、文句無しです。いや、楽しい。長谷川さんの息子役も文句なし。ジョビジョバ、さすがです。

主役の竹内さんは、やっぱりかわいらしい、なんですね。綺麗っていうよりはチャーミング。たたずまいなども、どこか愛嬌というかお茶目な感じが漂います。斎藤由貴さんの時もそうですが、きりっとしすぎる人ではこの役柄はダメなので、よいキャスティングだったなあ。

ストーリーは特段、大きくなにか変ったという話ではないのですが、とにかく二時間ひたすらにやにやして、ぷっと笑えれば幸せな時間が過ごせると思います。

今年はフェスではなく、芝居で楽しい夏が過ごせました。

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