Electric Sheep

徒然なる日々の記録

「半沢直樹」#1〜2

「緊張感のあるエンターテイメントは半沢直樹に任せればいい」と、「SUMMER NUDE」の初回の感想で書いたけど、そしてその感想に間違いはない面白さ。逆境のヒーローの反攻劇を徹底的に楽しめます。初回の半沢の見栄切りも別になんの根拠もないんですよね、ただ怒りに震えただけで。今回の国税局のオカマへのセリフも、査察に刃向うことができるわけでもないので。父親を失ったときの怒りをエネルギーに変えているとはいえ、この二話分では少々分が悪いというか、まだ攻勢に転じるには材料が少なそうです。
演出は非常にうまいなあと思います。最後の家に乗り込むシーンなどは、うまくミスディレクションを使って、視聴者に緊張感を持たせるシーンにしている。ベタですけど、非常に効果的ですよね。その前のTo Be Continuedの裏切りあたりから視聴者が、やり返せ!みたいな高揚感を持って見ているから、達成できなかったときのがっかり感と、次にきっと進展がある!という期待感の作りを本当にうまく心得た作りになっていると思います。
銀行というある種、特殊な側面が出てくる起業を舞台にして、足の引っ張り合いも非常にわかりやすい構図です。専門的な情報も正直そんなに必要とさせない使い方で、経済に詳しくない視聴者もうまくつなげていけると思います。
あえて言えば、片岡愛之助の黒崎は若干、オーバーすぎる気はしますが、演出上デフォルメしないと緊迫感ありすぎるのも難しいと、演出は考えているのかもしれません。でもオカマキャラは使い方が難しいと思うので、あまりやりすぎない方が、、、。
誰が味方で裏切り者か、まだ見えないところは多くありますが、いずれにせよいろいろ小出しにされていく中で、半沢直樹の逆転劇は充分に楽しめる作りになっていると思います。次回も楽しみにしたいです。