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Electric Sheep

徒然なる日々の記録

今更「桐島、部活やめるってよ」を見る

Cinema

なんとなくタイミングを逃していて、先日見ました。予備知識は完全にゼロで見ようと思ったので、気になったって部分はあとで、ぐぐったりして補完しました。

桐島、部活やめるってよ(DVD2枚組)

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基本、見て真っ先に考えたのは、舞台の「ゴドーを待ちながら」でした。「朝日のような夕日をつれて」とかもそうですが、この出てこない「ゴドー」になぞらえた「桐島」の起こす行動に、周りの人間があたふたし、そしてその変化を受け入れる気配が芽生える、、、宏樹だけは自分の居場所のないことをはっきりと確信して、桐島に電話をするがつながらない、、、この作品って個人的には映像は、つまり映画向きな話だったと思っています。ワンシーン以外ほぼ出ない「桐島」という人物を取り巻く環境は、映画の中で繰り返し「視点」を変えて表現することで、それぞれのキャラクターが持ついらだちへの盛り上がりを見せることができます。そして、自分の場所を見つけ、変化を受け入れたキャラクター(たとえば吹奏楽部の部長)は、その変化によって別のものを手に入れます。リアリティとかいう部分よりも、そういう日常の変化に関わった人、関係ない人、それぞれの生活にでもやっぱり何か関わりは生まれてしまい、そこからどういう変化がもたらされるのか、、、そういう意味では非常にうまくまとめているし、時系列での出来事の表現のうまさもあって、楽しく見ることができました。
飛び降りた生徒に関しては、、、、なんでしょうね。何の比喩というか、どういう意味での存在の象徴なのか?今一つ納得のいく解釈が浮かびません。
自分のこの構造の中では、、でもやっぱり映画部なんだろうなw