Electric Sheep

徒然なる日々の記録

「空飛ぶ広報室」#9

今回は、阿久津さんの「稲葉は良いものを作るようになりました」にぐっときた50分でした。上長二人はどこかで会うと思いましたが、こういう展開で会うというのは、、、空井も稲葉もいい上司に恵まれたものです。自分は、、、、、ノーコメント。
今回のような偏見に基づく批判をする人って、普段目にする情報でも相当数いるし、実際マスメディアに出る人の中にもそういう発言を平然とする公人も多くいます。本来は、公人はそういうときにその発言がどう影響を与えるのか、十分に精査して話して欲しいのですが、、、いや最近は精査した上で自分へのブーメランも計算ずくで話す市長もいますからね。弱ったものです。
話す側はいいんですよ、ある意味アクションを起こす側で、あとはその動きに合わせればいいし。そのとばっちりを受けた側がそのときどう振る舞えるか。今回、鷺坂さんは、「アクションを起こしたと知らせることが大事」と話していましたが、自衛隊って今までもそういう扱いされ続けてきているでしょうからね。きつい抗議も却って自衛隊に不利になるでしょうし。
帝都テレビもマスメディアの立場から考えると、テレビとして謝罪を出せば、事情はどうであれ、それがテレビ局の見解という判断をされてもおかしくはない。そうしたら、訂正をださないという判断も間違いではないし。
途中、稲葉が報道の先輩に詰め寄って言葉に詰まるシーンがありましたが、あの先輩の発言も間違ってはいないんですよね。そういういろいろな意見の中での、二人の葛藤は重く感じられたし、同時に芳川の「嘘じゃなく、あれは私のお父さんの話」っていうのもいい言葉だったと思います。
坂手さんがあの場面を撮っていて、そのDVDを渡すときの「また撮らせてくれな」っていうのは、また良いシーンでしたね。不器用さもそうだけど、ここにも理解者がいるなっていうのがぐっと伝わりました。坂手さん、おいしすぎます。
今回はそういうそれぞれの人の思いの中での、稲葉と空井の行動だったわけですが、二人ともまっすぐな心情をそれぞれのキャラクターの中でうまく演じていたと思います。特に空井は、昔のキャラなら騒ぎ立てていたかもしれない部分を、ぐっと押さえて営業したり、稲葉の件をきちんと報告したり綾野さんはいい演技だったなあと思います。このドラマではあくまでも、素人っぽい空気をきっちり残した感じがあるのがいいですね。
阿久津と鷺坂の面会は、なかなかおもしろくて、スティングの人物から名前を拝借っていうのもそうですが、個人的には生瀬さんの昔の芸名を思い出すと絶対に名前に関してはあなたは人のことは言えないだろうな、、、とか思いながらちょっとにやにやしながら見ていた所に、冒頭の台詞だったので一気に感動モードに入った感じです。
苦い思いが残りつつも、広報室のメンバーも振ってわいた苦情を一生懸命対応しようとする姿勢や、稲葉も空幕担当外されながらも仕事は続くし、登場人物の前向きさをしっかりと描くこのドラマの良さを今回も堪能できたので、とてもうれしく思います。
ちなみに、空井と芳川が謝罪後に飲んでいたお店は「イーストコンテンツカフェ」という入間基地近くの「ジョンソンタウン」内のお店です。もともと米軍基地の施設の改修でもあるので、ああいった雰囲気のお店になっています。稲荷山公園駅は入間基地最寄りの池袋線の駅です。
次週は半年後のそれぞれから描かれるのか、、、鷺坂さんが退官か、、、義理の父も防衛庁で55才で退官でしたから、はやいなあとは思います。ブルーインパルスが出るので、自分もそうとうあがりそうな感じです。