読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Electric Sheep

徒然なる日々の記録

「最高の離婚」#7

見続けているうちに、光夫がイイ人に見えてくる自分が恐ろしいwというかまんまと坂元裕二の脚本に乗せられていることが実感された。普通に考えて、地震があった直後に、自分の嫁に育てている植物の心配だけする奴はやっぱりダメだろう。でも彼がなぜそういう人物なのかとか、それでも彼の見せるお節介で、でも微笑ましい無駄な動きを見ていると、憎めない奴だなって、ああ実はいい奴じゃないかって、ここまでしっかりとこれみよがしにエピソードを盛り込むことなく作っていることがさすが。
結夏の手紙は不覚にもちょっとうるっと来る場面で、その手紙をビリっと破ったことがこのドラマらしかった。本音というかどこかで本気を見せることを躊躇ってしまう、そして自分が相手に見られている型の自分を作って見せることで、気持ちではまた距離が縮まりながらも、表面上は離れて暮らす二人、、、灯里と諒もそうですがこういうスレ違いとか視聴者のいらだちをうまく使いつつ、話が進むもどかしさは連続ドラマならではの楽しみ方だなと思います。「男女七人夏物語」とか思い出しますよ、二人早く素直になれよ!みたいなw
相変わらず真木よう子のセリフは切れまくっていて、気持ち悪いとかあの瞬間は本気で灯里は言っているなと思わせる怖さ。男性目線で見るとそういう日本刀みたいなバッサリ加減はなかなかツライと伝わってきます。
結夏の相性が合うのに好きになれない人と、相性が合わないのに好きな人っていう部分は、理屈は言葉にしにくいけど、多分共感した人多いと思うし、自分もその一人。同じものを同じにしか見えない人といたら、きっと楽だと思うけど楽だけで終わりそうな気もするので。
それぞれの夫婦がどうなるのかはわかりませんが、どういう結末でも納得できそうな気がしています。多分それだけの事をきちんと盛り込んで、見せてくることは大丈夫なはずだから。そういう脚本家と演出の上手さを楽しめる時間が毎週来ることを、嬉しく思います。