Electric Sheep

徒然なる日々の記録

「私がアイドルだった頃」

書店で手に取ったときに、「もしかしたら結構きついかもな、、、」と思いました。で、読んだらやっぱりちょっときつかった。でもページをめくる手が止まらなかったというのが正直な気持ち。
実際に出ている人は、アイドルとはいっても、小泉今日子さんとかそういうトップアイドルというよりは、グラビアとかで活躍されていたタレントの、芸能界でメジャーだった頃の様子と葛藤を告白形式で答えています。自分の好きだった来栖あつこさんとか出ているので、そういうのってアイドル幻想を残しておきたい自分としては、迷ってしまいましたけどw 嶋村かおりさんが地元だったというのも初めて知ったので、驚きです。
所詮芸能界での出来事だから、いろんな意味で綺麗ごとじゃないのはわかっているけど、ギリギリガールズもちづきる美さんのエピソードとかは正直きついです。ミスチルの桜井さんの現夫人のことはあまり出ていませんが、もちづきさんと、池谷さんの元奥さんの樹さんの確執とかは「ドラマじゃあるまいし」っていうくらい、露骨。お笑いタレントに顔を殴られて頭下げて謝るとか、、、、こういうことを語る状況っていうのも、、、語るのが悪いのではなくて、そこに夢はあるのかという気持ちになってしまうんですよね。そういうのを見て、可愛いとか笑っていた自分は。
以前から「AV女優」とかこの系統のものって、結構多いですが読んでしまったあとに、芸能週刊誌を読んだ感じみたいで、ちょっと引け目というかなんとなくすっきりしない気分になってしまう。でも読んでしまった自分、、、下世話だな俺は。
明るくというか前向きに締めくくられているタレントさんが多いし、後ろ向きになるためのインタビューでもないし、芸能界の汚さを見せるための本でもないです。ただ売れていた時にどういう環境の中で、笑顔を作っていたのかを教えてくれる本です。あの時の輝きの表裏一体を感じる一冊だと思います。手法とか試みとか特別目新しさはないけど、出ているアイドルの名前にノスタルジックを感じる人には、お勧めしたい本です。