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Electric Sheep

徒然なる日々の記録

「はつ恋」最終回

結局、病気の再発から亡くなってしまったという終わり方に、いろいろ思うことはあると思う。死期が近づいたことで全てが浄化されるという終わり方はドラマだけじゃなく、日常でもあるかもしれない。最も自分は優しくするけど、わだかまりが消えるかは考えちゃうけど。どうしても自分ならこういう態度取るかなー無理だなーみたいな感覚で見てしまうのは、ダメですね。
このドラマもきれいな終わり方を中園ミホさんは選んだんだよな、エンターテインメントとして。
悪い人はいなくて、昔からのいろいろな思いとか、押さえてきたものとかいっぱい出てきて、それが病気をきっかけに全て溢れてしまったら、こうなった。それでいいのかな。悲しかったし、息子と再会する辺りからは、もう切なさいっぱいでしたから。
なんか、違和感を覚えるのはその前の湖のシーンで、「私の中のはつ恋は終わっていなくて、私はそれを選んだ。」って、さらっと言ってしまったところが、引っ掛かりかな。
あれ?元のご主人とか、息子とかの位置づけが消化されてる、、、、このあたりはもう離婚して新しい生活を始めてるから出る言葉なのかな?だとしたら、これは女性特有の心理描写で男性にはちょっとわかりにくい部分かも。
でもまあ、病気とはつ恋という王道すぎる素材をエンターテインメントとしてはきちんと作ったこのドラマは、良かったと思います。ヘタしたら素材の盛り込みすぎになるところを、バランスよくまとめたと思います。回数も長すぎず、それもストーリーのテンポの良さにつながったかもしれませんね。
良作でした。