Electric Sheep

徒然なる日々の記録

1月7日 第三舞台「深呼吸する惑星」

ソワレ公演でみました。
入口に行くと、鴻上先生がお出迎え。緊張しつつ握手だけしてもらいました。話し掛けたかったのですが、緊張して声が出ませんでした。恥ずかしい、、、、
取れたのは2階席だったので、そのままパンフを買ったあと上にいき、2時間堪能しました。
今回はSFでした。未来の地球が植民地化した惑星での出来事をストーリーとしています。惑星での出来事というと自分はつい「司政官シリーズ」を思い出してしまいます。あれは楽しい小説です。自分が始めて見た「朝日’91」から基本的にはある意味変わっていない「第三舞台」でした。面白かったのは「blog」の記事が残ることがその人物の存在証明として使われていることをうまく盛り込んだ点です。自分も文章を書く端くれですが、そういった状況は意識したことは有りませんでした。この文章も残っていくんだろうか、、、、、、。
筧さん、大高さん、小須田さん、長野さん、筒井さん、山下さん、そして高橋くんとすべての役者さんが楽しく、本当に楽しそうに演じているのが伝わってきた。解散とか復活とかそういう部分はさておき、このメンバーで集まって作品を作り上げる時間を楽しんでいるという感じがしてしょうがない。お約束のフリだったりアドリブにしてもやっぱりそこには「第三舞台」ならではの空気があったというのが実感。それを十年ぶりに楽しみ、そしてこれが最後になってしまう、、、、、でも休止から十年たってこのメンバーを見て、確かにこのメンバーが「劇団」としてやれることはないんだろうなということは何となくわかった。もしかしたらまたメンバーが集まることがあるかもしれないけど、それはでも「第三舞台」という形でなくても、芝居としては表現できるのかもしれません。京さんが辞めて、勝村さんは離れ、、、、時間ともに変化していくことは当たり前で、主宰にとってもメンバーにとっても「第三舞台」という枠が必要なくなったのだと思います。
自分の中の悲しさはノスタルジックなので、時間が解決すると思います。昨日は見終わったあとに初めて紀伊國屋ホールで見た5人の勇姿がどうにも思いだされて、悲しい気持ちでいっぱいでした。あのときの興奮はもう味わえないんだなという感傷に浸ってしまったので。今日になって、そういえば「夢の遊眠社」がなくなるときも似たような感情だったことを思い出しました。シアターアプルで見た円城寺さんの声を今でも思い出しますが、でも今の野田さんを見ているとやっぱりあの解散は必然だったと思います。
無くならないことが良い事もありますが、この10年でフィールドを広げたメンバーがこれからどんな演技を見せてくれるのか、「第三舞台」でなくてもまた素敵なエチュードを奏でてくれるのか、そんなことを思いながら第三舞台の残した余韻を味わいたいと思います。
しかし、こんな気分にさせられたから、パブリックビューイング行きたくなるな、こりゃw