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Electric Sheep

徒然なる日々の記録

準決勝第一試合「天理対関東学院」

Rugby

天理42-17関東学院
天理の展開ラグビーの見事な勝利。


前半の展開の早さに関東は最初ペースを合わせすぎた気はします。かといって関東は早く廻すわけでもないのに、外に運ぼうとして、結局天理のDFにつぶされる展開。天理は割と基本的なDFだったと思います。前に出るというよりは、横に動かして、大きなゲインを許さない印象。実際、個々のあたりも弱くないのできっちり止める場面が多かったです。逆に関東は早いパスで大きく振られるので、外をケアしようと思ったところ、前半二本目のトライが5番が密集内側から抜けてのトライだったので、そのあとのDFでやや内側に意識が向いたのか、若干外側への人数のかけ方が微妙なシーンが目立ちました。そのせいか。外に素早く廻されるとDFが対応できなくて、一気に抜かれてトライというのを繰り返されました。でも、関東のDFが悪いのではなくて、単に天理のOFの早さと強さだと思います。それくらい今日の天理の早さは見事でした。(そのあと、砂村さんのTV解説でのBK二枚という話が、ものすごくわかりやすかったです。スピードだけでなく動き出しの遅れを利用したんですね)
関東のトライはドライビングモール。いい場所でうまく動かしたと思います。あのエリアまで運ぶ手段がもっとあれば良かったのですが、前半はそういう感じもあまり見られなかった印象です。


後半開始早々は関東が密集近くで素早くペネトレイトする展開で一気に2トライを返して、一気に盛り上がっていました。天理は前半最後のチャンスをつぶしてしまったので、「あそこで決めておけば、試合も決まったのに、、、」と思っただけに、ちょっと会場の空気も変わったと思います。事実あの二本は関東の走力が上回っていました。いいところを突いたと思います。天理がゲインを大きく許さないDFに見えたので、ブレイクダウンのポイントそばから小刻みなステップで切り裂いていましたから。
しかし、天理はそのあとがすごかった。結局、その直後に11番があっさりトライ。一発外に廻したら簡単にDFを振り切りました。さらに後半で関東は天理ゴール前でしばらくFWで押しますが、得点できず。その攻防が10分くらい続いた後に天理があっさり展開して14番がトライ。これが約3分程度。関東には止める術がありませんでした。
点差以上に天理の力はすごいと思います。関西でこれだけのポテンシャルを持ったチームを観るのは久々な気がします。国立に4強で来たときに関西のチームは最近委縮してしまう攻防が多くて、残念だなと思うことが多かったので。正直、帝京を崩せるチャンスではないかと強く思っています。それくらい素晴らしいBKの仕上がりでした。