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Electric Sheep

徒然なる日々の記録

「ステキな金縛り」が今ひとつと思った理由

何かまとまりの無いエントリーになったら嫌だなと思いつつ、、、、
映画館で「ステキな金縛り」を見てなんとなく物足りなさを感じてでもそれが「幽霊が証言」という設定の強引さかな?とか思いながら日記を書いていましたが、昨日「90ミニッツ」を見て、もう少し具体的なモノが見えてきたので、書いておこうと思います。
三谷さんの作品の面白さはコメディの中の「ミスマッチ」とか「ミスディレクション」とかいう「ズレ」をどう楽しむか?かなと個人的には思っています。昨日の「90ミニッツ」でも噛み合わない二人の主張という設定が、ミスマッチとして描かれながら進んでいきます。そこに緊張感もあったし、ラストの余韻にもつながりました。
「ステキな金縛り」にはそのズレを楽しむ状況がすごく少なかったような気がします。幽霊の出現が割とあっさり受け入れられたり、そのズレを楽しむ場面もさほど無く、最初から主人公が肯定。信用するしないではなく、二人の友情話になってしまいます。マジックアワーの時は映画的設定がそれらしい実際の世界に入り込むことで、登場人物の相互の勘違いが楽しめました。映画と思うか、実在のギャングの世界なのか?観客はどちらもわかるので、銃をぶっ放す佐藤浩市さんが面白いわけです。今回はそのズレが持続されないままなのが、乗り切れていない自分なんだと思います。どうなってしまうんだろう?がズレの中にありつつ、更に結末はどうなるか?なんですが、「ステキな金縛り」はそういう構造もないし、犯人探し自体も観客にはわかってしまっています。推理モノではないので、どう結末に持っていくかに驚きが少なすぎました。個人的にはそこが楽しみきれなかった部分かなと思います。
笑える要素って難しいですね。こうやってつらつら文にしていると、ますますまとまりの無いことを書いている気がします。
でもすべてがダメな話ではなく、面白いという場面があったのも事実です。「ラヂオの時間」の時みたいに、映画でまた抱腹絶倒させてもらいたいなという希望を持って次の作品に期待します。
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