Electric Sheep

徒然なる日々の記録

映画「モテキ」を観る

昨日の夜中のレイトショーで見てきました。漫画、ドラマと来てついに映画になりました。ドラマ版の最後は漫画版と変更しているので、そういう意味では映画版は作りやすくなっていたかと。公開二日目でレイトショーですが、そこそこお客さんはいたかと思います。少なくとも「SPACE BATTLESHIP ヤマト」のときよりは多かったw
ということで、感想を書きますが一応畳んでおきます。
ドラマ版のラストが土居亜紀に振られたまま終わっているので、今回の恋愛はそのあとのモテキというストーリーで展開しています。「ナタリー」に就職っていうのが笑って、さらにリリーさんが作った会社という笑える設定。リリーさんはこの間「クレイジーハニー」でも見てますが、存在感が本当に強いですね。でもこっちのほうがすごく楽しそうに演じてます。飲み屋のシーンとか、幸世のTwitterをみんなでチェックしているあたりとか、かなり笑いました。かと思うと、麻生さんとのお泊りシーンでの名言もカッコつけすぎて、またその外しっぷりが面白かった。
今回のヒロインは基本は長澤まさみさん。Tiwtterで知り合った松尾みゆき役ですが、ここ最近の長澤さんの可愛さっぷりは半端なくすごい。この映画でもまさに破壊級の笑顔で出てますよ。その松尾の友人で幸世に惚れるのが、麻生久美子さん演じる桝元るみ子。Twitterでも書いたけど、この人の牛丼シーンは本当に名シーンというか、麻生さんの魅力全開。基本的にはこの三人の三角関係プラスみゆきの恋人である山下(金子ノブユキ)が絡んだ話になります。
ストーリーがどうという部分より、その場面のノリを楽しめばよいので、前半は見ている自分がテンション高かった。TwitterでMentionsを飛ばしあって仲良くなって、飲みに行こうという展開から知り合ったみゆきに一目ぼれするところから、翌日の朝別れて「Baby Cruising Love」で踊ってPerfumeが出てくるあたりまでの流れと言ったら、それはもう楽しい。このあとからは幸世のダメっぷりが少しずつ出始めて、妄想から妄想という自滅っぷりが続いていきます。
基本、音楽と場面とのコラボだったり、幸世の妄想とかダメっぷりを笑ったり共感したり腹が立ったり(るみ子の下りは結構ひどい男)、女の子の本音というか見せる顔というかそういうのが面白くて、決してこれが恋愛バイブルとかもてない男はこれを観て勉強するとか(絶対いないかw)いう作品じゃないし、そういう楽しみ方じゃないとつらいと思います。ドラマ版と同じ演出(カッコ悪い振られ方とか)もあって、ドラマ版を楽しんだ人は二度おいしいという感じ。女性4人がフューチャーされていますが、仲里依紗さんと真木よう子さんは実質恋愛には絡んできません。二時間の尺だからそのあたりは仕方ない。
個人的には、幸世がみゆきに振られたあたりのところで、みゆきの彼氏へのインタビュー記事を「大人」としてきちんと作るっていうところがあって、でも実際にフェスに行ったときに、偶然みゆきにあってビビって逃げようとするあたりが、変に大人になったねみたいな描き方じゃなくて好きですね。そこで「久しぶり」みたいな演出は幸世らしくない気がする。同じく逃げてしまうみゆきも建前と本音の部分がうかがえる感じがして、長澤さんというキャスティングも相まって、良かったなあと思います。
個人的には、この作品が一番好きかな。幸世が一応前回からのモテキでどう変わったか?やっぱり変わってないけど、でもちょっと進んだかな?っていう原作漫画のニュアンスが伝わった感じがして。そしてこの映画を見て改めて思ったのは、岡村靖幸サイコー。今回の楽曲はすごく良かった。ACOとか橘いずみとかもいい曲を使ってるよ。RADIOHEADのPVのパクリも面白かったし、ももいろクローバーあたりの使い方とその曲でのシーンのつながりとか、そういう意味でのにやにやした顔で見ている自分っていうのが、またアホだったというのが、結論かもしれません。楽しい二時間でした。