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Electric Sheep

徒然なる日々の記録

ラグビーワールドカップ2011「日本代表対フランス代表」

Rugby

フランス代表47-21日本代表
5点差に迫った時の自分の興奮を、冷静に思い出すとちょっと恥ずかしいけど、でも本気で逆転を願っている自分がいた。それくらいあの後半20分過ぎまでの日本代表の集中力は素晴らしかった。それだけに、、、後半22分くらいの敵陣でのキッキングが多分流れを手放した瞬間だと、今でも思う。フランスのDFラインの状況を考えると決して責められることではないのかもしれないけど、でもやっぱりあそこでクラッシュするオフェンスを選択していたらと考える自分が、ずっといます。あの時間までの流れは間違いなく、2本のトライをインゴールで防ぎきった集中力がきっかけだし、粘り強くアタックを繰り返した点を取りにく姿勢だったと思います。
だから本当に悔しい、、あの後のPK自体が結局日本代表の流れを完全に切ってしまった。ロスタイムの失点は遠藤の余計なプレーのせい(笑)。あの無茶なアタックはいらないでしょ。
簡単に分析をするとスクラムの完敗は仕方ない。そのための畠山の交代も当然の判断。ただ逆にサイズのある藤田が入ったことで、フランスは冷静に疲れも出てきた平島側をねらってきてボールを出すなど、圧倒的に勝っているポイントを有効に活かして、地域を確保していた。アレジのキックのミスは正直厳しい。前半の2トライ目の要因に少しつながってしまっただけに、きちんと決めて試合を落ち着けるべき場面だった。相手の細かいミスに付け込むことで、加点できたと同時にやっぱり日本もミスは響いている。とくに後半のトライを重ねられたシーンは体力不足とDFに人数を取られすぎたこと。そのDFも遠因はタックルのミスがいくつか。というか止めに入るが結局引きずられたり、そこからボールを活かされてしまう場面が多い。フランスは基本的にオフェンスで人数を余らせるシーンを作ろうとする。そういうシーンを前半と後半の30分過ぎあたりから作られて、きれいに回されるようになってしまったので、この辺りは日本のチームの限界かなというのが正直なところ。
ブレイクダウンの局面でうまくさばけているときは、9番田中もうまくボールを回したし、交代で入った20番日和佐もいいテンポでボールを出して回していた。両者の動きを考えると、この試合に関しては日和佐の投入はもっと早くても良かったかもしれません。テンポアップをもっと早くしていたら、、、周りの選手の動きに疲れが見えていたので。13番平の代わりに入った22番アリシは周りとの動きの連携が若干噛み合っていないというか、単独気味になってしまったのがもったいない。思い切って縦に突っ込ませるシーンがもっとあっても良かったのでは?という気がします。それはライアンも同じなんですが、でもライアンのサイズでも簡単に止まってしまう場面もいくつかありましたからね、、、、オフェンスの選択は難しいところです。小野澤はいうことなし。ただ相手のサイズがでかすぎて、コースがうまく取れなかったですね、仕方ない。
次のニュージーランド戦は相当厳しい。というか100点ゲームに本当にならないでほしいというのが正直な感想。ボディバランスを崩しても、きちんとボールを活かせる相手に、きちんと一発で相手を止められるのか?が心配。それができないと、サポートもバンバンくるし、つながれてトライを量産されると思う。日本がボールを回せる機会はおそらくラインアウトからの展開だけだと思うので、スクラムはほとんど組まずにすぐに展開させて、ブレイクダウンで素早いサポートを繰り返す。これ以外、失点を必要以上に増やさない方法はないと思うんだけどなあ、、、80点くらいは取られるかも。
点差は最後ついてしまいましたが、相手次第では全く通用しない内容ではないと思えます。ニュージーランド戦はけが人だけが出ないことを祈ります、、、、