Electric Sheep

徒然なる日々の記録

「それでも、生きてゆく」ラスト前

文哉の心の闇がそんなに深く無かったら、きっとラストの食堂のシーンで、理解しあえるんだろうけど、それなら自分の子供も殺さないし、サトエリもあんな状況にはならない。それだけにあの断絶は自分の中では納得できる状況だった。
非常に厳しいというか、昨日までの展開だと結局、被害者と加害者の家族が痛みを共有するという状況と、お互いの持つ痛みが少し理解しあえたっていう状況を作っただけなんですよね。しかしその原因であった本人から受けたものは、絶望感という苦しさ。主役二人の通い合わせが多少なりとも救いになっているのかもしれないけど、それ以上に大きな川というか崖みたいなものが、二人の前に大きくありますからね。見ていても救いになっている感じがしない。でも、きれいごとをほとんど言わせないセリフで、キャラとしていい人風だった時任三郎小野武彦とかも、状況が変われば、やっぱりエゴが出るし、それをはっきり見せるというのが、このドラマの中でイイ。小野武彦サトエリの延命拒否の同意書を時任三郎の目の前で書くシーンは昨日の放送の中で一番壮絶だったと思います。大竹しのぶの演技といい、そういう作りの積み重ねが視聴者の共感だったり、関心の高さだと思います。
ハッピーエンドはないだろうし、バッドエンドの中での救いみたいな終わり方になるのかなと思いますが、最終回をじっくり楽しもうと思います。
それにしても、満島さんのラストの蹴りはかっこよかった!いい飛び蹴り。
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