読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Electric Sheep

徒然なる日々の記録

「魍魎の箱」を拝見

Cinema

最初の実相時監督のときは劇場に行きました。今回の二作目は監督が亡くなられたので、原田眞人監督になっていました。キャストは永瀬正敏が病気降板ということで代わりに椎名桔平が起用されています。
話は原作っぽいところもあれば、結構アレンジしている部分もあって、、、正直言えば長い原作なので多少の筋立ての変化は仕方ないのですが、箱に取りつかれた狂気の部分があまり描かれずに、単に美馬坂幸四郎の研究に対する想いみたいな部分の側面ばかりが強く出てしまったのが残念。最終的には柚木陽子の扱いもキャスト(黒木瞳)に配慮しているし。そういう中途半端さがせっかくの面白さを損なうというか、題材的に危ないのは最初からわかっているのだから、大胆に変えるにもしても、黄身抜きの卵みたいな感じじゃなくてもっと吹っ切れるか、忠実に作るかどっちかで作ってほしいなあと思います。「時かけ」がアニメで成功している理由を考えてほしい。でも谷村美月の最後はびっくりでしたね、ああいう女優さんがあの役どころを受けるのって、事務所的には嫌いそうですが。ある意味、プロ意識なんでしょうか。まあ、第3作目はないだろうからいいか。