雨の中を泳ぐ日々

思いつくがままの気分の記録

トップリーグプレシーズンマッチ「サントリー対神戸製鋼」

昨日の秩父宮ナイターで観戦してきました。
夏に見に行ったときよりも照明の色合いがなんとなく違うような、、、ちょっと白さがきつくなったような印象ですが、気のせいですかね。
野球でいえばオープン戦なので、多少しまりのないところはありましたが、現状でのチームの状況を知るには参考になったと思います。試合結果はサントリー52-22神戸です。数字を見ると夏の網走での52-28という試合とさほど変わっていません。その意味では、開幕前のこの試合での数字は、多少なりともチームの総合力の現状を表すものにはなっていると思います。
まずはサントリーから見ていくと、
良い点

  • メンバーのスピード(展開力、DFの戻り含めて)
  • FWの圧力(ただし、対神戸という意味)
  • スーパーサブの存在(主にSH成田、WTBハビリ)
  • 意思統一の徹底(特にモールドライブ)

悪い点

  • 一列目の精度の低さ(スクラム反則が目立つ、レフェリー解釈の違いか?)
  • No.8の不在(佐々木の怪我は大きかった)
  • 控え選手の意思統一の不徹底さ(後半の集散がバラバラ)

とまあこんな印象。大悟は何故いなかったのか?この試合でこそ、復活具合をアピールして欲しかったのだが。コラプシングを数回とられていたのは、開幕までに修正可能とは思いますが、結局林ではなく坂田を使うことになるのか?それはうれし井事でもありますけど。成田のスピードは特に試合の後半活かせると思います。ポイントから一気にゲインラインが突破できるスピードなので楽しみです。ハビリも重心の低い良い走りでしたが、昨日は周りとの連携も今ひとつだったので(というか控えメンバーの組み立てが悪かった)、本領発揮は本番に入ってからかも。小野澤・北條の両WTBは問題なし。栗原は少し迫力不足に見えたのですが、、、老け込むのはまだ早いでしょう。前半でほぼ試合が決まったのは、展開力の差。このあたりは決定的な差と思います。いまの神戸には厳しい現実でした。ただ後半のサントリーはボールに集まってしまう場面が結構見られて、外が手薄になる状況が何回か見えました。まあ一気に控えを出したんで、そこまで多く望むのは難しいとは思いますが。
一方の神戸ですが、
良い点

  • ボール回しが少しずつ戻ってきている(ミスもあるが、こういった伝統は要継続)
  • 大橋(同志社)の戦力化(スピード、重心の低さはなかなか良い)
  • FWの若返り(劇的には変えにくいが、大事なところ)

悪い点

  • プレッシャー負け(特にスクラム
  • 戦術の不透明さ(森田のキックによるポジショニング戦になりつつ、、、)

夏の試合でセットの徹底というコメントが出ていましたが、ラインアウトなどは大きなミスも無く出来ていました。もっともこれが出来ないと、森田のキックも活かせないので、神戸にとっては大きなポイント。サントリーのようなBKで勝負という戦術と同じ事が出来るわけでもないので(本当はここで勝負したいけど)、点を取るための方法論は注目です。しかし、圧力負けしますね、神戸は。スクラムもかなり押し込まれていましたし。ボール廻しも戻ってはいますが、ノックオンもあるし玉離れも少し早いので、このあたりは神戸らしさが欲しいところ。
ワールドカップを見ているのでなおさらかもしれませんが、ボールを廻すときにもっとぐっとひきつけてから離すという事をやらないと、意味が無いと思います。少し両チームとも早すぎるかなと。ボディバランスがもっと付けば、多少ひきつけて崩されても、しっかり渡せるのですが、どうもプレッシャーを受ける前にきれいに渡そうという気持ちが見えてしまいます。
ワールドカップで魅せた勝ちたいという気持ちが見えるようなトップリーグを楽しみにしたいですね。