雨の中を泳ぐ日々

思いつくがままの気分の記録

ヨーロッパ企画第20回公演

ということで今日は夕方から新宿へ。
シアタートップスにヨーロッパ企画「Windows5000」を見に行ってきました。
この劇団は、昨年の夏の映画「サマータイムマシン・ブルース」の元ネタの芝居を演じていた劇団。ということで笑いがあることを期待しつつ、、、、
そうそう、今日は東京公演千秋楽。観客席には佐々木蔵之介さんが来ていました。色白でしたね、、、自分もすごい色白だけどもっとすごかった、、メイク?
さっき勢いで「サマータイムマシン・ブルース」(映画版)のDVDを買ってしまいました、初回版が安いのでつい、、、

ということであとはネタばれなので、たたみます。
題名が「Windows5000」なので、最初はPCのOSだと思ったら、、、某国の開発した覗き見できる監視ソフト(つまりそのまま『窓』から覗くという意味)という設定にまずやられました。
かなり荒れたアパートもどきの住民を立ち退きさせる意味で退去通告を出したいのですが、その前にそのソフトで監視をしてから勧告をしようと考える区役所員二名。
この芝居の構成がすごいのは、その区役所員二名は途中まで声のみの出演。住民の生活様子をPCでみているという設定のため、ひたすら住民の生活に台詞のみで突っ込みを入れるという展開が続きました。住民もただソファに座り続けるベテラン、夜勤と日勤で入れ替わって生活する夫婦、辛いもの好きな外国人女性、ヴァーチャルな生活に走る奴、縦長の部屋に自転車を立てかけて生活する寝場所のない男、逆に棺おけのような部屋で生活する男(着替えると体がつりそうになる)、漫画がいつもかけないでいる漫画家、ベースを夜中まで弾く迷惑な男など設定だけでも相当面白いです。
前半しばらくはこの住民の生活の様子が描かれます。それを見ながらの突っ込みがまた面白くて、、、今日の席は前から2列目だったのですが、こういう距離感で見たのは久々。最近いつもコクーンとか大きい小屋が多かったのですが、トップスもいいですね。
結果的には実は彼らはホームレスで、アパートもどきも実はホームレスたちが公園に建てた住居。遠足という形でホームレスたちが遊びに行ったのを機に、すべてを撤去するというオチで舞台は終わりますが、そのオチも全然考えていなかったので、楽しかったです。久々にどうなるんだろうとか全然考えずに、目の前に起きている展開で笑いながら楽しんできました。
なんか、手作り感が良かったです、、、でもこの劇団は作・演出の上田誠さんのすごさでしょうね、、、役者さんは頑張っていますが、このスペースだからOKみたいな部分がまだあるような気がします。台詞とか動きとか、、、でも狭い部屋が舞台だから仕方ないか。でも全体的にいいテンポでみんな動いているので、そういうリズム感は巧くまとまっているんだと思います。2時間弱、飽きることなく一気に見せられました。
これからもこの劇団が東京公演するときには、頑張ってチケットとって見に行こうかなと思います。