Electric Sheep

徒然なる日々の記録

タイガー&ドラゴン

えーと、この題名でかなりのカウントで来訪者が依頼したようで、、すみません、昨日の夜電車でやっと見ました。
クドカンに関しては見る機会が自分に少なかった所為か「池袋ウエストゲートパーク」以来かも。「木更津キャッツアイ」も一応見てたけど、毎回きちんと見たというわけじゃなかったし。今回は長瀬&岡田というコンビで落語の世界に挑戦。正直不安が大きかった。寄席には良く行くので、ああいう独特の世界をどう描くのか、判りにくい所もあったので。クドカンのドラマの役柄は比較的デフォルメされたキャラクターが多いので、長瀬智也のやくざ役とか世界観にうまくはまってますね。最初の一家心中の場面で少しリアリティを出しつつ、その後の塚本君との会話でうまく状況説明まで仕上げています。こういう畳みかけは脚本うまいなあ。西田敏行の落語家役は落語の喋りではなかったけど、借金を抱えてうろうろする少し情けないけど優しい父親というポジションにはぴったり。阿部サダヲは、、もういいでしょう、一番面白いですよ。岡田君、役どころが少なかったですね。カレー屋での導入から、1時間近く出番ないし。蒼井優とかすごくもったいない。伊藤美咲については、正直あまりいい女優さんと思っていないので割愛。ドラマにはまっていたかというと、何しろ役どころが無茶な設定だったので、インパクトはありましたねということで。
ストーリーは、とてもよかったと思います。「三枚起請」は題名・あらすじは知っていたけど、こういう形できちんと知ったのは初めて。「古典落語」全部読みきっていない、、、。最初の部分でうまく説明し、伊藤美咲さんのネタで最期、高座で話すという非常にうまい構造。こういう作り、最近きちんとする人少ないよな。クドカン、さすがです。
多分、このドラマで初めて落語の世界知ったとか、古典の面白味とか世界触れた人が多いと思います。もっともドラマの中の長瀬は「何でだよ」とその世界を壊し気味ではありましたが(笑)。でも約束事を少し覚えるだけでも、楽しみ方がぜんぜん違ってきます。今回も三枚起請があるからこその五枚起請だし。新鮮味のあるいい題材だと思います。昔NHKでやっていた渡辺謙のドラマで落語世界のがあって、これも好きだったな。
連ドラっぽい雰囲気残しまくりでしたが、できるのかな?問題は数字だと思います。実際マンラブとか決して高視聴率ではなかったわけだし。営業戦略上、数字の取れなかったドラマをレギュラー化って簡単な話でもないと思うし。DVDとか売れれば二次戦略含めていいソフトになる可能性はありますが、でも、見てみたいドラマではあります。