Electric Sheep

徒然なる日々の記録

NODA MAP「走れメルス」

土曜の夜はシアターコクーン。この間「約三十の嘘」で来たばっかりだ。NODA MAP公演「走れメルス」を見てきました。脚本は比較的初期のリメイクということもあって、自分の期待度はかなり高め。実際見たら、、期待に違わず昔の遊眠社っぽいテイストのある仕上がりでした。最近の作品は比較的ストーリー性がわかりやすいものが多かったけど、「走れメルス」はもう少し概念的。「こちら岸」では芙蓉(深津絵里)と久留米のスルメ(中村勘太郎)の愛憎を描き、「向こう岸」では零子(小西真奈美)を狂言回しとした、メルス(河原雅彦)の苦悩(?)を描き、この二つの岸が交わったときに起こる悲劇を描く作品。深津さんは安定していますね、声の張りと通り方は相変わらずすばらしい。今回、中村勘太郎さんが入ったのは正解。下着泥棒役、良かったですよ、最期の場面に到るまでの深津さんとのやり取りも、見ごたえありましたし。もったいないのは小西真奈美さん。こういう役だとちょっと中途半端なポジション。役者が悪いのではなく、これは役どころの問題。遊眠社時代に所属役者に当て書きしてるからだろうな、、、。メルスの河原さんはこの役あたりでしたね。メルス自体のポジションも偶像化された人物ですけど、河原さんはアイドルっぽい軽さもあわせていい感じ。古田新太さんは相変わらずいいね、、個人的に嬉しかったのは浅野和之さんと六角慎司さん、遊眠社メンバー見るの久々&ジョビジョバだ。峯村リエさんと濱田マリさんか、、モダンチョキチョキズなんて何人知っているのやら、、、。
ストーリー時代は本当に昔っぽい流れの作品。昔ってこんな感じの作品多かったなあと思ってしまった、「ゼンダ城の虜」とか。昔の作品をこういう形で見るのはいいですね。次は、、「回転人魚」とか「ストーンヘンジ3部作」とかの上演希望。さすがに代々木一挙上演は無理か。