Electric Sheep

徒然なる日々の記録

ホームのような雰囲気。

体操団体の演技を遅まきながらTVで見る事ができて、凄い雰囲気での演技だったんですね。特別贔屓されていたわけでもないけど、日本チームががっちり掴んだ感じがあった。最期の盛り上がりは当然かもしれません。個々の選手の充実度が素人の自分にも感じられて(手ごたえというべきか)とても見ていて気持ち良い演技でした。個人でも頑張って欲しいです。
さて、昨日は柔道でまたもや谷本選手が優勝、水泳は山本選手が準優勝に始まり、野球はキューバに勝利など興味深い結果が続きました。他には柔道で地元ギリシャの選手が見事に優勝。これも凄い盛り上がりでしたね。地元開催で勝つって本当に嬉しいだろうな。
谷本選手のコーチが古賀さんだったことに凄い時間の流れを感じましたが、同時に今はそういうマンツーマン制をきっちり行なっているんですね。日下部選手にも山口香さんがコーチでついてましたし。今回は非常に良い方向にその結果が出ているのかな。良い選手=良い指導者が成立しないのは当たり前だけど、柔道のような個人競技の場合、経験値は重要な要素に思えるので。谷選手とかも将来的には?でもいいお手本になると思う。いっそのこと吉田秀彦とか小川直也も(笑)。でも違う世界に出た人間の言葉は、意外に響くかも。
マンツーマンで思い出した、前に書いた末続選手の話。今回100mファイナリストとして期待が高まっていますが、その可能性がスタートに全てかかっていることにかなりの不安を感じています。というか五輪本番でギャンブルだなあ(笑)。まあそういう賭けをしないと勝ち残れないという裏返しでもありますけど。
高野コーチと相談の元、トップスピードを60〜80m辺りに置く組み立てをして、その後力が入ることでスピードロスする距離を減らす方法論を選択しています。この理論はスタートでアドバンテージが取れない選手が考える基本的なスタンス、典型的な例はカール・ルイスです。でもスタートで爆発的なアドバンテージを稼いだベン・ジョンソンには結局勝てていない(ドーピングは別の話)。
今回の100mでは爆発的なアドバンテージを稼ぐ選手は飛びぬけていないものの、基本的にみんなスタートはいいです。というより上半身のパワーで加速できるので、末続選手はこの時点でかなり不利です。日本選手権の時のスタートができれば、朝原選手を抑えきったようなレース運びがなりますが、逆にスタートが合わないと国際GPの時のようにトップスピードが後ろになるだけの結果しか残せません。
早い話が、前で稼ぐか後ろで追いつくかで、今回は後ろで追いつくを選んでるけど、追いつくまでに決着が出てしまうレースが多いよってことです。上半身を使った加速が他の選手ほど期待できないので、どうしても重心の移動によるスタートが要求されます。それが今回の両足をほとんど揃えた状態でのスタブロのセッティングにつながっています。でも末続選手は脚を余り上げない「なんば走り」を選択しているので結局のめり気味になることが多すぎる。うまく蹴り足の加速になればいいけど、あれだけ練習して身に付いていない所を見ると、イメージと合わないんでしょう。それでも後半の加速にかけているわけだから、本番でツボにはまりますように(笑)。結局そんなところに落ち着いてしまう今回の末続選手なので、未知の魅力はあるけど準決勝でそのツボに当たることを自分は祈ってTV観戦します。むしろ200mの方が期待できると思います。出ないみたいだけど。
もし朝原選手のような体型なら、パワーで加速できるのでトップスピードを上げる方向性になるんでしょうけどね。これは一度高野コーチに聞いてみたい、、、でも怖くて(もしくは緊張しすぎて)聞けないけど(笑)。自分の現役時代からのスーパースターだから、きっと言葉出ないだろうなあ、、、。⇒自分って小心者。